どーも、なおちょです。
新紙幣が刷新されるニュースが飛び込んできました。
僕が生まれてから2回目の新紙幣刷新。よくよく考えたら、デザイン的な問題で価値が変わるわけじゃないのに、なぜ肖像画を変更する理由があるのかと疑問に感じたんです。
そこでこの記事では、
- 新紙幣の刷新はいつからなのか
- 変更する理由
- 肖像画の選定基準
について、調べてみました。
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新紙幣の刷新はいつからなのか?
新紙幣の刷新が実現すれば実に20年ぶりの刷新となります。
これまでの新紙幣刷新のタイミングを見てみると、終戦直後の1946年に1円、5円、10円、100円の紙幣を発行。
1958年に聖徳太子の肖像画を使用した1万円札が登場。1963年に千円札の肖像画が伊藤博文に変更。
そこから約20年後の1984年に千円札に夏目漱石、5千円札に新渡戸稲造、1万円札に福沢諭吉。
2000年には二千円札が新しい券種として登場し、2004年に再び新紙幣が刷新。千円札に夏目漱石、5千円札に樋口一葉、1万円札は変わらず福沢諭吉。
46年→58年→63年→84年→(00年)→04年と、63年からは約20年周期で新紙幣の刷新がされていることが分かります。
20年周期でいくと、2024年。しかし、5年後のことを今ニュースにするか?という疑問もありますよね。
早ければ4月9日に麻生太郎副総理兼財務相が発表するとのことなので、注目です。
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紙幣のデザインを変更する理由は?
なぜ、紙幣のデザインを変更する必要があるのか気になりますよね。
ずっと、同じ人物でもいいような気もします。
調べてみると紙幣を変更する理由は最新の偽造防止技術を紙幣に反映させること。
あとは、平成から令和に元号か変わったことも影響していると言われています。
単に節目でちょうどいいタイミングだからということもありそうですね。
肖像画の選定基準
今回の新紙幣刷新で変わるのは、
- 1万円札:福沢諭吉 → 渋沢栄一
- 5千円札:樋口一葉 → 津田梅子
- 千円札:野口英世 → 北里柴三郎
に肖像画が変更される予定です。
この肖像画の選定基準って何なんでしょう?
調べてみると、「国立印刷局」にその答えがありました。
肖像をはじめとするお札の様式は、通貨行政を担当している財務省、発行元の日本銀行、製造元の国立印刷局の三者で協議し、最終的には日本銀行法によって財務大臣が決めることになっています。 お札の肖像の選び方には、特別な制約はありませんが、おおよそ次のような理由で選定されています。
- 日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載っているなど、一般によく知られていること。
- 偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること。
こうして、現在のお札の肖像は、明治以降に活躍した文化人の中から選ばれています。 現在発行されているお札について、財務大臣は改刷当時、「優秀な科学技術国家として、世界に寄与し続ける日本のイメージを表すものとして野口英世を、日本の社会で女性の地位が向上し、男女共同参画社会が進むなど、新しい時代の流れを表すものとして樋口一葉を採用した」と説明していました。
お札のデザインに肖像が描かれているのは、人の顔や表情のわずかな違いにも気がつくという人間の目の特性を利用しています。
引用:https://www.npb.go.jp/ja/intro/faq/index.html
「日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載っているなど、一般によく知られていること。」「偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること。」が大きな理由なんですね。
これから先、紙幣が発行され続ければ今に平成の時代の人物がお札の肖像画として起用されることになる日が来るかもしれません。
タモリさんとかがお札に載ったら面白そうですね笑
まとめ
この記事では、
- 新紙幣の刷新はいつからなのか
- 変更する理由
- 肖像画の選定基準
について、調べてみました。
新紙幣の刷新は1963年から約20年の周期で行われています。前回の刷新が2004年なので2024年に刷新されることが予想されます。
紙幣のデザインを変更する理由は偽造防止の最新技術を反映するため。
肖像画の選定基準について調べてみると、国立印刷局にその答えがありました。
- 日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載っているなど、一般によく知られていること。
- 偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること。
この2つが肖像画の選定基準になっています。
紙幣の刷新が20年に1度となれば今回の刷新も貴重な経験ですよね。元号が変わったりもしていて色々な変化を体験出来るのは面白いです。
新紙幣の刷新が待ち遠しいですね!
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